ダイブマスター
PADIダイブマスターの概要
水中世界の素晴らしさを他の人に伝えたい。
そんな気持ちを持っているあなたが最初にチャレンジするプロコースです。
あなたが今まで経験していたPADIコースの中で、最もやりがいがあり最もチャレンジする価値があるコースになるはずです。
PADIダイブマスターは、PADIプロフェッショナルの道への最初のステップです。
ダイビングの知識とスキルをプロレベルまで高める事と、ダイバーのリーダーとしての役割と資質について学びます。
取得後はインストラクターのアシスタントとして働く機会が得られ、多くのダイビング経験を積む事が可能になります。
将来的にインストラクターを目指す方には必須のコースになります。
これは、トレーニングと採点に必要な最低期間になります。
コースの性質上ある程度のランクに達していない方が参加された場合には、
開催期間やダイビング本数が大幅に伸びる場合が御座います。
開催期間の延長や追加のダイビングに関しては、追加料金が掛りますのでご了承ください。
PADIダイブマスターを取得するには
PADIダイブマスターコースは、
「知識開発」「水中スキル開発」「実践応用」の3つのセクションに分かれています。
知識開発(学科講習)
今まで身に付けてきたダイビングに関する知識をプロレベルまで高める事と、
ダイブマスターとしての役割と資質について学びます。
以下の9つの章に分かれており、各章のナレッジリビューを修了して頂きます。
③生徒ダイバーのアシスト/④ダイバーの安全とリスク・マネージメント
⑤ダイブマスターが実施できるプログラム/⑥特殊スキルと活動
⑦ダイビングビジネスとキャリア/⑧ダイビング環境への意識/⑨潜水理論の復習
最後に120問のテスト(ファイナルエグザム)があり、
75パーセント以上の正解が条件になります。
水中スキル開発
基本的な泳力、デモンストレーションレベルのダイビングスキル、レスキュースキルのレベルを、プロレベルまで高めます。
<水中スキル実習>
400メートル水泳、15分間立ち泳ぎ/800メートルシュノーケル/100メートル疲労ダイバー曳行のタイムと水中での器材交換の達成レベルを総合的に判断します。
<ダイバーレスキュー>
ダイバーのレスキュースキルをデモンストレーションレベルで行う事を目指します。
<ダイブスキル>
ダイビングで必要な24のスキルをデモンストレーションレベルまで高めます。
各スキルを点数で採点し、合計点に達する事を目的にします。
実践応用
ダイブマスターとして仕事をするにあたって、より実践的なトレーニングになります。<実践スキル>
生徒ダイバー(お客様)を引率する為に必要なスキルやブリーフィング等を身に付けて頂きます。より実践的な内容で行います。
<ワークショップ>
ダイブマスターが実施出来るプログラムを「生徒役」「ダイブマスター役」などを使って、実際の海でコースの開催をデモンストレーションします。
<実践評価>
実際の生徒ダイバー(お客様)と一緒に海に行き、インストラクターのアシスタントなどを体験して頂きます。「知識開発」や「水中スキル開発」で身に付けた内容を、実際の現場で行かせるかを確認します。
<プロフェッショナルリズム評価>
ダイビングのプロとしてふさわしい「考え」「行動」「身だしなみ」などを評価します。
ダイビングの知識や技術のみではなく、人間性に付いての評価になります。
PADIダイブマスターを取得すると出来る事
・PADIダイブセンターやリゾート、ダイビングボートのスタッフとして働く事ができる。・PADIインストラクターと一緒にお客様のアシストができる。
・PADIスキンダイバーコースを単独で実施し、認定ができる。
・PADIディスカバースノーケルプログラムを実施できる。
・認定オープンウオーターダイバー以上の認定ダイバーのPADIスクーバリビュープログラムを実施できる。
・PADIディスカバーローカルダイブエクスペリエンスプログラムを実施できる。
※上記すべては新規及び更新手続きを完了し、保険に加入している事が条件になります。
PADIダイブマスターを取得までに必要な物
ダイブマスターのライセンスを取得するには、以下の物が必要になります。
・ダイブマスターマニュアル | 4,246円 |
・ダイブマスターDVD | 5,280円 |
・インストラクターマニュアル | 18,700円 |
・エンサイクロペディア | 14,300円 |
・ダイブマスタースレートセット | 4,840円 |
・ダイブロスター | 2,596円 |
ダイビングのプロとして多くの知識を習得する為に以下の物を購入する事が可能です。
・eRDP-ML | 4,246円 |
・ダイビングナレッジワークブック | 5,280円 |
・ダイブコンピューターと減圧理論 | 18,700円 |
・ザベストオブアンダーシージャーナル | 14,300円 |
・法律とダイビング | 4,840円 |
・ビジネスオブダイビング | 2,596円 |
・子どもとスクーバダイビング | 2,596円 |
参加条件および事前の確認事項
参加前に取得が必要なライセンスが有ります。
PADIダイブマスターに参加する前に、「アドバンスドオープンウオーターダイバー」「レスキューダイバー」と
「EFR一次ケア、二次ケア」のライセンスを持っている事が必要になります。他団体のライセンスをお持ちの方はご相談下さい。
(EFRのライセンスは取得後2年以内が条件になります。2年以上経過している場合は再受講が必要になります。)
ログブックに記載されているダイビング本数が40本以上ある事が必要です。
参加年齢は18歳以上になります。
プロコースになりますのでジュニアコースはありません。
健康状態の確認をお願いします。
参加者全員、医師の診断書が必要になります。
病歴確認についてのページから、「病歴/診断書」をダウンロードして頂き、2枚目の必要項目を医師に記入してもらって下さい。
当日の健康状態にご注意ください。
風邪や発熱など体調管理をお願します。当日のアルコール摂取はお控えください。
また睡眠を十分に取り、当日は薬の服用は行わないで下さい。
日程(飛行機搭乗)をご確認ください。
ダイビング終了後18時間以内の飛行機搭乗は出来ません。(飛行機搭乗後、直ぐのダイビングは問題有りません。)
当日の持ち物をご確認ください。
水着・タオル・証明写真をお忘れなく。教材を郵送させて頂いたお客様は、郵送した物を全てお持ち下さい。
その他、オープンウオーターダイバーからレスキューダイバーの全ての教材が必要になります。
未成年者の参加の場合。
未成年者のみでの参加ももちろん可能です。ただし親権者様のサインが必要な書類が御座います。当日忘れずお持ち下さい。
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